鍼灸の自律神経に与える影響
2023年5月10日
大森くれよん鍼灸院では鍼灸によって自律神経を整えることにより、様々な症状を改善していきます。 うつ病、自律神経失調症、起立性障害、不眠症、不安症、更年期障害など様々に対応しています。 今回は、鍼灸が自律神経にどのような影響を与えるのかをまとめてみました。
●交感神経活動の低下 鍼灸は交感神経活動を低下させることが知られています。交感神経が過剰に刺激されると、ストレスや不安、緊張などの症状が現れることがあります。鍼灸によって交感神経の活動を抑えることで、これらの症状を軽減していくことができます。
●副交感神経活動の増加 一方、鍼灸は副交感神経活動を増加させることも知られています。副交感神経は、リラックスや休息の状態を促進する神経です。副交感神経活動が増加することで、心身のリラックス効果が期待できます。 また、筋緊張の強い筋肉も副交感神経の活動により緊張が緩和していきます。
●血流量の増加 鍼灸によって、血流量が増加することが報告されています。特に、毛細血管の血流量が増加することが知られており、局所的な炎症や痛みの緩和をしていきます。
●神経伝達物質の放出 鍼灸によって、脳内でさまざまな神経伝達物質が放出されます。例えば、エンドルフィンと呼ばれる鎮痛物質が放出されることで、疼痛が緩和していきます。
以上のように、鍼灸は自律神経系に対してさまざまな影響を与えることができます。鍼灸治療によって、交感神経と副交感神経のバランスを整えることにより様々な症状を抑えていくことが可能です。 自律神経の乱れを感じている方は是非当院へお越しください。 日常生活を今よりも楽しく過ごせるようお手伝いさせていただきます。