自立神経失調症の鍼灸治療
大森くれよん鍼灸院の新垣です。
今日は自律神経失調症について書きたいと思います。 自律神経失調症の症状として、不安や緊張感が高まり、吐き気や多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などが出ることがあります。 ストレスなどが原因で、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れて様々な症状が出てまいります。
このような方の体を診ますと、肩甲骨の間や、頭部、頸部、腹部が張ってたり凝りがあったりします。 鍼灸でこれら反応の出ているところを緩ませていくことにより、症状も同時に軽減していきます。 体から緩めていくことにより、心も緩ませていくことができます。 例えば緊張しているとき、怖いと感じているときは無意識に人の体は防御態勢に入り、肩や、肩甲骨、頸部に力が入ってきます。
慢性的になってしまっている人は、常にストレス環境にさらされ、常に無意識に力が入ってしまっている状態です。 ずっと力が入ってしまっているので、それが自然なことになってしまい、肩こりや首コリに気づかないということもあります。
緩ませる時間もなくなってくると首肩の緊張はそのままになってしまい、同時に心の緊張もそのままになってしまいます。 自律神経の副交感神経、交感神経の切り替えが適切でなくなってくると、寝る時間なのに、交感神経優位で全然寝付けないことになったり、昼間副交感神経優位になり、仕事中や、授業中眠くなってきます。
鍼灸では、以上に緊張してしまっている筋肉の緊張を緩和させまた、阻害されている血流を促進させることにより、体を軽くしていきます。 体を軽く感じるようになることで、精神的にも軽くなってきます。
自律神経失調症の方、またストレスが強く自律神経失調症のような症状が出ている方はぜひ当院にご相談ください。 体を整え本来の自分に戻ることにより、仕事や趣味に活力が出て最大限の力がだせるようになってきます。 お悩みの方は当院をご利用いただき心身を軽くし人生を足取り軽く歩めるようになれば良いと思っています