自立神経失調症、起立性障害について
2023年2月14日
こんにちは、大森くれよん鍼灸院の新垣です。
不登校の原因にもなる思春期に多く出る起立性調節障害について書きます。 鍼灸は自律神経を整えるのにとても有効な手段です。
当院で治療を受けていただき、症状を改善していき、学校や社会に戻り生き生きと自分らしい生活を送っていただければと思っています。
起立性調節障害とは、朝起き不良、倦怠感、立ちくらみ、失神、などの症状に伴い思春期に好発する自律神経機能不全の一種です。
起立性調節障害により朝起きられなくなり不登校になってしまう方もいらっしゃいます。 自律神経には主に昼間に働く交感神経と、夜に働く副交感神経があります。 交感神経が活発になると、興奮状態、心拍増大と体が活発になってきます。一方副交感神経優位になりますと、心拍減少、体温低下とリラックスした状態になってきます。
通常、朝おきると交感神経は活発になっていきます。そして夜になっていくにつれ体を休めるために副交感神経が活発になり体はリラックス状態に入っていきます。 起立性調節障害は、この自律神経の働きが乱れ、夜なっても交感神経が活発で眠れない、朝交感神経優位になっていかないため体が起きなくなるのです。
鍼灸は自律神経を整えていくのにとても有効な方法です。 鍼をしているとおなかがなる方がいらっしゃいますが、これは消化器系を支配している副交感神経が優位になってきているということです。 起立性調節障害で社会や学校に参加できなく苦しんでいる方も多くいらっしゃると思います。
当院では皆さんが自分のやりたいこと、好きなことができるようになり自分らしい生活を送れるようにできればと思っています。 お悩みの方は一度ご相談ください