肩こりが起こるメカニズム
肩こりのメカニズム
そもそも肩がこるとは?
頭や腕、姿勢を支える肩や首の筋肉の疲労によって感じる痛みやこわばり、重み、不快感、つっぱり感などを総称して肩こりと言います。大人であれば、ほとんどの方が経験したことがあるのではないでしょうか。肩こりは、いくつかに分類することが出来ます。
まず、頸椎椎間板ヘルニアや変形性頸椎症、四十肩・五十肩とも言われる肩関節周囲炎など、整形外科疾患が原因の肩こりがあります。
他にも、貧血やうつ病、高血圧症などの整形外科疾患以外の疾患に伴うもの、そして精神的ストレスや悪い姿勢、運動不足といった原因疾患が不明なものに分けられます。
中でも現代人は、生活習慣やライフスタイルなどの多様化から、原因疾患が不明の肩こりに悩む方が多いと言われています。
なぜ肩がこるのか
6~7kg程度の脳、片方3~4kg程度ある腕を支えるのは肩や首です。
肩や首の筋肉は合計12~15kg程度の重さを支えることになり、肩や周辺の筋肉は常に緊張していてこわばりやすい状態になっています。これらの筋肉が緊張することで筋肉の中の血管が圧迫され、血流が悪くなってしまいます。血流が悪いと老廃物が排出されにくく、疲労物質が溜まっていき筋肉疲労を起こし、肩の痛みやこりが起こります。
筋肉の緊張状態が続いたり頻繁に繰り返したりすると、肩の痛みやこりが慢性的になり、次第に頑固な肩こりになるのです。肩や首の筋肉は背中や腕、頭部などに繋がっており、肩の痛みや違和感を放置すると頭痛や手足のしびれなどに繋がることも考えられます。
肩の痛みやこりを解消するために
肩の痛みやこりを少しでも和らげるためには、肩や首にかかる負担を軽減し、筋肉の緊張を緩めることが大切です。しかし、現代社会は肩がこりやすい環境が整っていると言えます。パソコンを使ったデスクワークやスマートフォンを注視するなど、知らず知らずのうちに前のめりや前傾姿勢になっている、悪い姿勢の状態が長時間続くことはありませんか。
これでは肩こりの悪循環に陥ってしまうので、姿勢に気をつけたり首や肩をマッサージしたり、ツボを刺激してリラックスするなど、筋肉の緊張を緩めるよう意識することがポイントです。
肩こりや腰痛などにお悩みの方は、大田区の大森くれよん鍼灸院へお越しください。
鍼灸施術でツボを刺激し、様々な身体の痛みや不調にアプローチして健康をサポートします、まずはお気軽にご相談ください。