眼精疲労は首からくる
眼精疲労について
こんにちは、大森くれよん鍼灸院院長の新垣です。
眼精疲労、眼精疲労を感じている方はとても多くいますね。今では全員が自分のスマホという小さなコンピュータをもっており一日中見ていますね。
この小さな画面をみる時間は一日の中でかなり多い人もいるんではないでしょうか?
LINEをしたりTwitter、InstagramとうのSNS、youtubやネットフリックスなどの動画をみたりしますね。私もYouTubeをみたり映画をタブレットで見たりします。
休みの日などにタブレットで映画を見ると2時間くらいかかるのですが、寝ていてもだんだんと疲れを感じるようになります。
眼精疲労になる理由
特に首や目が疲れてきますね。小さな画面を長時間見るのですから、それはかなり集中します。このように、スマホやタブレットを見るときは画面が小さいため、目のピントを合わせる筋肉や瞼の筋肉、視点を維持させる眼球の筋肉、また視点を維持させるには首の筋肉も使われます。
このように筋肉はずっと緊張を強いられることにより、血流が阻害されたり筋肉が硬くなってしまい疲労物質がだんだんとたまってきて、疲れを感じるようになるのです。
特に首の筋肉は肩こりの原因にもなってきます。眼精疲労から肩こりまで波及するのはかなり症状が進んでいる状態ですね。
首のゆがみは眼精疲労を起こしやすくさせる。
首のゆがみは眼精疲労を起こしやすくさせます。
では首のゆがみとは何でしょうか?それは、昔に首に強い衝撃を与える出来事や、強く頭を打ったこと、自己のむち打ちによって首の筋肉や首の骨や靭帯に損傷が起きてしまい、それが後遺症として残ったものです。これは首の骨や靭帯を押すと痛みが出る場合が大体です。この損傷は治ったもののゆがんだまま治ってしまったものはその後全身に大きな影響を与えます。
特に靭帯はいちど伸びてしまうともとにもどることは基本的にないです。たとえば足首を捻挫してしまったひとの足首は靭帯が緩くなってしまうため、足首の安定性が低下し、膝痛や腰痛を引き起こす原因になります。
今回は眼精疲労のことを書いていますがこの首のゆがみは、脳血流にも関係してきたりするためとても影響が大きいです。うつ病などの精神疾患になる原因にもなります。
首のゆがみをとり眼精疲労の起こりづらい体にしていく
当院では眼精疲労をこの首のゆがみが引き起こしやすい状況を作っている場合は首に処置をします。
首の筋緊張をやわらげることと、血流をうっ滞させているものを取り去ることをします。血流をうっ滞させているものを取り去る方法としては、刺絡療法というものを使う場合があります。刺絡療法では鍼を刺しうっ滞してる血液を出していくものになります。
目の周りに鍼灸をするだけでも眼精疲労はかなり軽減しますが、元の眼精疲労の起こりやすい状況を作っているものを取り去らなくてはいけません。
また東洋医学をベースにした治療法では、身体を部位に分けて考えません、体を一つのものとして考えるので、眼精疲労が起こったからと言って目だけに針をするのではなく、眼精疲労が起こったのは体が弱ってしまっている状態の症状の一つであると見ます。ですので治療では、眼精疲労の症状を取ることを中心にやるのではなく、弱ってしまった体をもっと強くさせていくことをメインに治療していきます。
最後に
眼精疲労はただの眼精疲労と考えずに、全身が弱ってしまっているために眼精疲労が出てきてしまっているのだと思ってください。これはどの症状にも当てはまることです。
特に眼精疲労の場合は体の上の部分に症状が出ています。東洋医学では身体の上に症状が出てくるというのは症状がかなり進んだ状態と考えます。体の上には脳という大事な臓器があります。眼精疲労を感じているとうことはその近くにある脳への影響もとても大きくなります。それが積み重なって大きな病気へとなっていくのです。
眼精疲労も早めに対処していくことが必要です。
セルフケア
眼精疲労に対するセルフケアとしてできるのが、目を温めることです。目を温めることにより血流が促進され、疲労物質を流してくれるので疲れが取れてきます。
また首の後ろマッサージを良いでしょう。首の後ろは上記で述べたように、視点を合わせるのに使う筋肉があったり、目に関係するツボがあったりします。ですのでここをマッサージでほぐしていくことにより眼精疲労も落ち着いてきます。
眼精疲労について詳しくはこちらをご覧ください!⇒眼精疲労に対する鍼灸治療