皮膚の不調

皮膚の不調

皮膚の異常は内臓から

ニキビなど吹き出物、湿疹、かゆみ等々いろいろな異常が皮膚に出ることがあります。これらの多くは皮膚に問題があるのではなく、身体の中に問題があることが多いです。

皮膚に問題があるのは、擦り傷や虫刺されくらいでしょう。それ以外の異常は身体の中の異常が表面に出てきていると考えてよいです。

身体の芯の冷え(生命力の低下)が皮膚不調の原因

身体の中の異常が皮膚に出るということですが、やはり身体の芯が冷える「生命力の低下」が原因なのです。

生命力が低下すると体全体を保つ力が弱くなり、皮膚に吹き出物として現れます。

その軽いモノがかゆみ、そしてできものになり、されに進むと痛みになります。これは身体の芯が冷えることにより表面に熱症状として出てくるのです。

身体を冷やす様々な原因

冷たいモノを毎日摂取するとそれはもちろん身体の芯を冷やす原因になります。毎日、ジュースを飲んでいる、ビールやウィスキーを飲んでいるなど、アイスを毎日食べる、とにかく体温より低い温度のものを食べるのは身体を冷やすと考えてよいです。

冷たいモノを取るとまず消化器系が特に冷えます、消化器系と皮膚はとても密な関係性があり、胃腸などの不調は肌に出やすいのです。チョコレートを食べるとニキビが出来やすいとよく聞きますが、これはチョコレートは熱性の強いもので消化器系に熱が溜まりそれがニキビとして身体の表面に表出してくるのです。これも根本的には冷えから来ています。冷えから熱をしっかり押さえる力が弱り、ニキビとして熱をだそうとするのです。

アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎の原因は先天的な要素が強いです。母体が妊娠中冷たいモノを良く取り冷やしていたことや、離乳期に栄養価の高いモノを与えすぎたなどが原因であることが考えられます。

栄養価の高いモノがなぜだめなのかと言いますと、栄養価の高いモノは消化にも多くのエネルギーが必要になります。そうすると体力が消耗され身体の芯が冷えやすくなるのです。成長に良いだろうと思い与えすぎると逆に体を弱らせることがあるのです。

皮膚の不調に対してできるセルフケア

様々な以上に対して出来るセルフケアをお伝えします。

①冷たいモノを取るのをやめる

②毎朝白湯を1杯飲む

これを1週間から10日ほどつづけます。白湯はお茶ではだめです、ただの水を温めたものが良いです。こうすると体の冷えを抑えることができ自分で温める力を強めることができます。身体の芯が温まってくると表面に出ている熱は身体の中に戻るので自然と様々な皮膚不調は消えていきます。

<参考文献>

小林詔治, 『東洋医学的な健康観のすすめ やまい一口メモ 改訂版』,積聚会, 2018[, 119p]

大森くれよん鍼灸院積聚治療のながれ

ネット予約 しんきゅうコンパス
電話     03-6417-1114
メール   tomoshin0911@gmail.com
大森くれよん鍼灸院は大田区内の方は勿論、大田区外からも多数ご来院いただいております。 大田区の鍼灸院 大森くれよん鍼灸院

〒143-0024 東京都大田区中央1丁目21−5 フタバビル 1階D号室  03-6417-1114

この記事が良かったら、いいねして
最新記事をチェックしてください!

Twitterで