生命力の低下による自律神経のみだれ
生命力
みなさんこんにちは、大田区中央1丁目にございます大森くれよん鍼灸院の新垣です。
今日は生命力についてのお話です。
生命力とは、生命を形作っている動かしている、根源的な力のことです。
どんな生命も生まれた瞬間が一番生命力の高い状態であり、時がたつにつれ生命力を消費し最後に生命力が尽きて死ぬのです。
生命力が一番充実している赤ちゃんは、柔らかくて暖かいです。一方生命力の尽きた死体は硬くて冷たいです。つまり生命力が低くなれば硬い冷たい方に傾いてくのです。
つまり生命力が充実していれば柔らかく温かい状態ですが、生命力が低下していれば硬く冷たい状態になるのです。
乱れる自律神経
よく自律神経が乱れるといいますね、これはどういうことかと言いますと、身体を活発な方に働かせる交感神経と、身体を落ち着かせる方に働かせる副交感神経の二つのバランスが崩れ、神経活動が片方だけに偏ってしまうことがあるのです。
ではなぜ自律神経の活動が偏ってしまうのかといいますと、原因はとても多くあります。特定の疾患に付随してでてくるものや、生活環境、ストレスからくるものもあります。そして全てに共通するものは生命力を低下させているということなのです。
つまり生命力の低下により自律神経が乱れるということなのです。
生命力を補い、生命力を低下させている要因を取る
そして鍼灸治療では、自律神経を乱れさせている原因である生命力の低下を補い、そして生命力を低下させている要因を取り除きます。
生命力を低下させている要因はたくさんあります。
生活環境でのストレス、古傷、怪我の既往、食生活等様々なことが絡んできます。どこが生命力を低下させている要因になっているのかをしっかり見極めるために今までの既往や古傷の有無などを良く確認していきます。
鍼灸治療で行うこと
①生命力を補う
②生命力を低下させている要因を取る
大森くれよん鍼灸院積聚治療のながれ