枕は本当に必要なのか?

枕は本当に必要なのか?
大田区中央にあります大森くれよん鍼灸院の新垣です。
皆さんは普段寝るときに枕を使われますか?
使われるという方の方が多いと思います。
寝起きで首が痛い、腰がいたなどスッキリと起きられない方はよくいらっしゃいます。当院でも、朝起きた時から首肩コリがひどいとよく耳にします。
なぜしっかり寝ているはずなのにそういったことが起きるのでしょうか
それはもしかしたら枕のせいかもしれません。
枕のせいですっきり起きられない。
小林詔治先生のご著書『からだが不調なら 冷えをとりないさい」に枕を使うのをやめたら、そういった不調がなくなる人がいたと書いてありました。
私自身寝起きは良くない方で、首肩コリが強くなり起きることはよくありました。そこで、さっそく枕なしで寝てみることにしたのです。
私の場合ですが以下のことが起こりました。
①寝付きやすくなった
②寝起きで首肩がこる感じがへったのと、以前よりスッキリ感じるようになった。
上記のように確実に睡眠の前後が改善されました。
枕を使っていたときは首の位置が定まらず、なかなあ気持ち悪い感覚もありましたが枕をなくすとすっと落ち着く感じがしました。高さが高すぎたのかもしれません。
そこで当院にいらしている方にも枕やめてみてくださいと伝えたら、寝起きが良くなった方がいらっしゃいました。(もちろん変わらない方もいらっしゃいます。)
枕は寝ているときずっと首の下にありますので、これの睡眠に対する影響はかなり大きいのだなと感じました。
一番良い高さを探してみる
私の場合は枕なしが良かったですが、少し高さがあった方がいい方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
体格がよく肉厚の方ですと、あおむけで寝た時首が後ろにそりやすくなります。
タオルなどで、高さを調整しながら実験して自分に良い高さをみつけるのがよいかもしれません。
是非試してスッキリと起きて最高の一日を過ごしていきましょう!
参考文献
小林詔治, 『からだが不調なら 冷えをとりなさい』,飛鳥新社, 2021[, 162p]