春に近づくと乱れる自律神経

春になる時期、季節の変化が体に与える影響

最近温かい日がでてきて春に近づいているのを感じますね。

そう思っていると昨日は雪が降ったりして、天気の変動がとても激しいです。

こんな気温の乱高下、気圧の変化によるストレスは私たちの身体に大きな影響を与えています。

こういった環境の変化に適応するために働くのが私たちの自律神経です。

この自律神経は、私たちが意識的に動かせないところを動かしている神経になります。

急激な環境の変化に自律神経の適応が追い付かないと、身体に不調が出てくるのです。

春は急激に気が巡りすぎる

春は冬に眠っていたものが、動き出す季節です。

つぼみが花開きはじめ、冬眠していた動物も目覚め始め動き出します。

人間の身体も冬の寒いときの身体から、春にかけて夏モードに体が変わっていく時期です。

冬の時期はエネルギーをなるべく使わないように気は落ち着ている状態ですが、温かくなりますと、身体の気が一気に動きはじめ体を活動的にさせていきます。

この気は上に外に動く性質があります。気が浮かれるような感じになり変な行動をとってしまう方もいらっしゃいますね。これは春の気の動きが体に大きな影響を与え、気が巡りすぎて少し高ぶってしまっている状態です。

春になると変な人が増えるとか言ったりしますが、東洋医学的には上記のような説明ができるのです。

自律神経を高ぶらせない

季節の変化により自律神経は大きな影響をもらうわけですが、この影響に負けないようにする自分でできる予防法があります。

それは「身体を温める」ということです。

特に身体の外ではなく、内から内臓を冷やさないよう温めるのです。

それには、朝起きや寝る前の白湯1杯や、身体を温める食材を取るなどの方法があります。体を温める方法はネットで調べれば出てくると思います。

また鍼灸治療も身体を内側からあたたていくことができます。

白湯は外から熱を与えるものですが、鍼灸治療は自分で温める力を引き出すことができます。この根本的な自分で温めるというちからが出てきますと、外的ストレスに負けない丈夫な体になってきます。

 

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