心体になぜ不調がおきるのか?

心体の不調はなぜ起こるのか?

 

大田区中央にあります、大森くれよん鍼灸院の新垣智一です。

人生を送る上で人は必ず、体調を崩したり病気になったり様々な不調を経験します。その不調の原因は何なのでしょうか?体になぜ不調が起こるのかを、東洋的な視点からご説明していきます。

 

「生命力とは?」

私たちは生まれ、生きていき最後は死んでいきます。どのような生命も必ず死を迎えます。生命に限らずこの世に存在するもので永遠に存在するものはありません。どんなものでもいつかは消失します。

私たちはなにからできているのでしょうか?ロボットのようにパーツを組み合わせて作られたわけではないです。もとは一つの受精卵が大きくなっていき現在の私たちになっています。ではその受精卵になる前はなんでしょうか?それは精子と卵子です。ではその前はと、ずっとさかのぼっていくと何もなくなります。なにもないとこらから私たちが誕生しているのでそこには私たちに認識できない力が働いていると言えます。つまり見えない、なんらかの力によって私たちは作り出されたと言えるわけです。この見えない力、生命を作り出している力を「生命力」と言います。生命力が具現化した存在が私たちになります。生命力とは、生命を形作っている力のことです。生命の「視力」「聴力」「自然治癒力」「思考力」「筋力」「消化力」など体で起こるすべて動きは全て生命力が生み出しているのです。この生命力というものは目に見えない物です。この生命力というのは目に見えないわけですので、目に見えるもので間接的に体感するしかありませせん。生命力が充実していれば、人体は生き生きとしてきます。逆に生命力が下がれば人体は動かなくなっていきます。

生命は生まれた時が生命力最高の時です。そこから年をとるにつれ生命力は下がっていきます。最後生命力が尽きると、死を迎えるわけです。

 

 

「過度な生命力の低下が不調を引き起こす」

生まれた時が生命力の最高潮の状態で、死ぬ時が生命力の尽きるときです。つまり生命力を消費しながら私たちは生きているわけです。緩やかに生命力を消費していけば健康的に長生きできるのですが、何らかの原因で通常より下がってしまうとその時に不調が現れるのです。

生まれたての赤ちゃんは温かくて柔らかいです。一方生命力が尽きた死体というのは硬く冷たいのです。つまり生命力が下がれば「硬い」「冷え」の方向へ行くということです。冷えは万病のもとというのは本当にその通りなのです。

生命力が下がると基本的に体は「硬く」「冷たく」なります。筋肉が固まりコリになったり、血流が低下し冷えたり、冷えが強くなったゆえにその分熱が過剰になったりします。

 

「生命力を低下させる3つの要因」

全ての病の原因は「生命力の低下」です。では、生命力はなぜ低下してしまうのでしょうか?それには大きくけると2つある(先天的要因、後天的要因)のですが、大体は後天的要因によるものですのでここでは後天的要因の中にある3つの要因について説明します。

  • 内因(自分の内側で起こる問題、感情や思考、精神)
  • 外因(天気、気温、湿度、気圧、周りの自然環境)
  • 不内外因(内因でも外因でもないもの、飲食、過労、性行為、伝染病、怪我など)

以上が3つの要因です。以上の要因が生命力にストレスを与え、生命力が低下し様々な症状を引き起こすのです。

症状が起きる前に、何か新しく始めたことや、いつもと変わった状況にいたかどうかなどを気にしてみると良いです。それが生命力を下げている要因であることがあります。

ただ、ここで要因がきっかけにはなっているわけですが、元の生命力が強ければ多少の要因には影響を受けません。もとの生命力が低下していると少しの要因でも影響を受け不調を起こしやすくなります。

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