常に好奇心を持つ
常に好奇心を持つ
年を取ると周りに関心を示さなくなる
人間は年をとるにつれて周り関心を示さなくなります。
それは、経験済みのことが増えていき、珍しいと思うこともなくなっていくからです。
リアクションの大きい高齢者ってなかなかいないですよね(笑)
しかしこの関心を示さなくなると体はどんどん弱っていきます。
なぜなら、関心を示さないとそれを知ろうとしない、好奇心に駆られて行動することが一気に減り身体を動かすことも減り、筋力も下がっていくからです。
小さい子供の真反対ですね、小さい子供はなににも興味関心を持ちずっと動き回ります。これは好奇心や、面白そうといった感情が突き動かしているのです。年を取るとそういったことは減っていきますね。
常に関心を持つようにする
健康に元気に生きていくうえで常に周りに興味関心を持って生きていくのは大事だと言えます。なぜなら、一番生命力にみなぎっている子供がそうしているからです。
健康、元気を一番表しているのがまだ生命力に満ちている子供です。健康とはなにかと言われたら動き回っている子供が一番のお手本になります。
子供は気になればすぐにやりますし、やりたいことはやるのです。これが一番自然な姿です。大人になるにつれ行動する前にいったん考えて行動するようになります。そしてその考えという行動で止まってしまうことが多くなります。
考えずに気になったものがあれば見に行き、足を運び、実際に経験することが大事です。ですので常に好奇心をもつ、周りに関心を持つということはとても大切なのです、健康に元気に生きていくうえでは。
余裕のある落ち着いたクールな大人は確かにかっこいいですが、健康や元気を考えれば自分を感動させる、感情を突き動かすことも大事です。
新しいことに挑戦する
常に周りに関心をもつ、好奇心をもつようにするにはどうすればよいかということですが、それは何か新しいことを始めるのが良いと思います。
新しい運動、新しい趣味、全くやったことない職業をやるとか。新しいことは自分に感じたことのない刺激を与えてくれます。これは生命力を賦活させるのにもとても良い手段だと思います。
鍼灸学校時代の話し
僕が鍼灸学校の学生でいたころ、クラスは30人弱くらいでしたが同い年の高校新卒で入った人は9人のみでした。あとは大学卒業して入学した人や社会人で退職して入学した人など年上の人の方が多かったです。
一緒にすごして思ったのは、みんな大人ぽくないなということです(笑)ディスってるわけじゃないのですが、40代50代の方でも年相応な感じでなくみんな活き活きとしていように感じられました。また大人でも中身は自分たちと変わらないんだなとも思いました(笑)
鍼灸学校の学費は私立の4年制大学よりも高いお金がかかります。
それでもやりたい道のために今の職を辞め、莫大なお金を使って新たな道に進んだ人は活力がある感じがしました。そういうところが大事なのだと思います。
僕はずっと今の職業しかしていないので、今やっている職業をやめて全く新しいことに挑戦するの本当にすごいことだと思います。自分の人生をそれだけ変える力のある人たちが周りにいて楽しかったです。
<参考文献>
小林詔治, 『東洋医学的な健康観のすすめ やまい一口メモ 改訂版』,積聚会, 2018[, 63p]
大森くれよん鍼灸院積聚治療のながれ
〒143-0024 東京都大田区中央1丁目21−5 フタバビル 1階D号室 03-6417-1114