■ 生理痛(月経痛)に対する鍼灸治療|大田区・大森の女性に選ばれる理由

■ 生理痛(月経痛)に対する鍼灸治療|大田区・大森の女性に選ばれる理由
■ 月経と月経痛(月経困難症)とは?
月経とは、妊娠が成立しなかった際に、子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに体外に排出される生理的な現象です。多くの女性が月に一度経験するこの周期的な変化は、ホルモンバランスの働きによって調整されており、健康な身体の証でもあります。
しかし、その月経に伴って現れる下腹部の痛みや不快感、これがいわゆる**「月経痛(生理痛)」**です。
月経痛は、子宮内膜から分泌される**「プロスタグランディン」というホルモン様物質**によって、子宮の筋肉が収縮することで起こります。この収縮は子宮内膜を体外に排出するために必要な働きですが、プロスタグランディンの分泌量が多すぎると、強い痛みを引き起こす要因になります。
◉ 生理痛に伴う症状とは?
月経痛の主な症状は以下のとおりです:
- 下腹部のズキズキとした痛み
- 腰の重だるさや鈍痛
- 胃のムカムカ感、吐き気
- 頭痛
- めまい
- だるさ、倦怠感
- イライラや気分の落ち込み(PMSの一部)
これらの症状は、日常生活に支障をきたすこともあり、「ただの生理痛だから」と軽視されるべきではありません。
■ 月経困難症とは?|生理痛が強い場合の医学的分類
月経痛が日常生活に支障をきたすレベルまで強い場合は、「月経困難症」と診断されることがあります。月経困難症には2つのタイプがあります。
◎ 機能性月経困難症(原発性)
- 主に10代~20代の若年女性に多く見られます
- 器質的な疾患(子宮筋腫など)は見られず、原因は体質やホルモン分泌の影響とされます
- プロスタグランディンの分泌が多い体質であったり、子宮頸管が狭いことも一因とされます
- 出産を経験すると、痛みが軽くなるケースが多いとされています
◎ 器質性月経困難症(続発性)
- 子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫など、婦人科疾患が原因で起こる月経痛です
- 経血量が多い、血の塊が出る、月経以外の時期にも痛みがあるなどの特徴があります
- 特に30代以降や出産経験後に強い痛みが出る場合は、婦人科の受診をおすすめします
■ 東洋医学からみた月経と痛みの関係
東洋医学では、月経は「血の流れ(血流)」と「エネルギー(気)」のバランスに深く関わると考えます。
特に以下のような要素が関与します:
- 「瘀血(おけつ)」:血の巡りが悪く、滞っている状態
- 「冷え」:冷えにより気血の巡りが悪化すると、痛みを引き起こす
- 「気虚(ききょ)」:エネルギー不足によって血の流れを動かせない状態
- 「肝の失調」:肝は血を貯蔵・調節する役割を担うため、感情の乱れが月経に影響しやすい
つまり、東洋医学では単なる痛みの症状だけではなく、全身のバランスや体質、心の状態まで含めて診ていくのが特徴です。
② 生命力を下げる原因の除去
体を冷やす生活、古傷、食生活の乱れなどが生命力を下げる原因となります。
特に月経痛の方には、「冷え」が大きく関係しています。
● よくある生活習慣の例
- 冷たい飲み物を日常的に飲んでいる
- 足首の露出が多いファッション
- 睡眠不足・ストレスの多い生活
これらは鍼灸治療とあわせて、生活指導も行うことで改善効果を高めていきます。
■ 婦人科疾患におすすめのツボ「三陰交(さんいんこう)」
内くるぶしから指4本分上の場所にある「三陰交」は、婦人科系の治療において非常に重要なツボです。
月経痛でお悩みの方の多くが、ここを押すと痛みを感じます。ご自身でのお灸やマッサージでも効果的です。
■ まとめ|生理痛に悩んだら、自然療法という選択を
生理痛(月経痛)は、東洋医学的に見ても体の内側からのサインです
鍼灸は、体質や生活習慣に合わせたオーダーメイドの自然療法です
大田区・大森エリアで婦人科のお悩みを鍼灸でケアしたい方は、ぜひご相談ください
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