不定愁訴に対する鍼灸治療
大田区中央1丁目にございます、大森くれよん鍼灸院の新垣です。
不定愁訴
不定愁訴とは?
症状としては、倦怠(けんたい)感や動悸(どうき)、皮膚のかゆみなどの全身症状、耳鳴りや味覚異常などの感覚器の違和感、食欲不振、便秘、下痢/肩こりや手足のしびれ、冷え/ひん尿、血尿、月経不順/息切れ、めまい、頭痛、不眠など様々あります。
このように全身に症状が出ているにもかかわらず病院の検査結果では異状なしとされる症状のことを不定愁訴と言われます。この不定愁訴は自律神経の乱れ(自律神経失調症)によって出ています。
不定愁訴の多くは自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れから
不定愁訴は、心身のストレス、不規則な生活習慣、ホルモンバランスの乱れなどが要因となり、自律神経のバランスが乱れた時(自律神経失調症等)に出てきます。
そのほか、何らかの病気が原因で起こるケースもあります。
症状は年齢、性別を問わず現れますが、ホルモンバランスが原因で不定愁訴が出るケースは、男性よりも女性に多い傾向があります。その理由は、女性の身体はホルモンバランスの影響を受けやすいために、内臓、血管、呼吸、体温など体内のさまざまな機能を調節する自律神経の乱れが崩れることにより、不調を引き起こすと考えられています。
月経に伴う症状は「PMS(月経前症候群)」に、50歳前後の女性の症状は「更年期症状」に含まれます。日常生活が困難になるほど症状が重い場合は、治療の対象となります。
上記のようにある特定の時期に起こるのではなく、自律神経のバランスが崩れ心身に不定愁訴の重い症状が出た場合は「自律神経失調症」と診断されます。たとえば、10代に多い立ちくらみや脳貧血などの「起立性調節障害」も自律神経失調症のひとつと捉えられています。
また、病気が原因であらわれる不定愁訴は、原因となる病気を特定し適切な治療を受けることで改善することができます。
東洋医学的鍼灸治療方法
不定愁訴が出てしまうのは生命力が低下しているから
当院では全ての病の原因を生命力の低下したことによりでた症状と考えます。
人間を動かしている力を総称して生命力と言っています。この生命力が何らかの原因で低下してしまうともともと弱いところに症状が出やすくなります。
不定愁訴の場合は、様々な症状が出ている原因は自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れと言われています。
この場合、元の生命力が弱くなっていたために自律神経の正常な働きをすることができなくなったりホルモンの調節がうまくいかなくなっていると考えます。そしてそれを阻害している原因があるはずなのでそれを生命力を低下させているものと考え取り去る治療をしていきます。
つまり自律神経やホルモンバランスを整えるだけでは十分ではなく、この根本的な生命力を下げている原因を取り去らないと再発しやすくなるのです。また生命力を上げることにより多少のストレスを受けても耐えられる強い体になりますので、また不定愁訴が出づらくなります。
当院は東洋的発想を基にした治療法である積聚治療を行っています。積聚治療について
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